今回は、VMware Horizon8 2306 のコンポーネントの1つであるConnection Serverをインストールしていきます。
期待する目標
本手順で期待する目標は以下の通りです。
- Windows Server 2022にConnection Serverをインストールできる
前提条件
本手順で使用する環境は以下の通りです。
- OS : Windows Server 2022
- CPU : 2vCPU
- MEM : 4GB
- DISK : 60GB
Connection Serverをインストールする際には、メモリが8GB以上が推奨ですが、検証環境のためこのスペックでインストールします。
Connection Serverのインストール

ダウンロードしたConnection Serverのインストーラーをダブルクリックし、インストーラを実行します。

[VMware Horizon Connection Server用のインストールウィザードへようこそ]より、[製品のバージョン]を確認し、[次へ]を押下します。

[使用許諾契約書]より、使用許諾契約書を一読し、同意できる場合は、[使用許諾契約の条項に同意します]を選択し、[次へ]を押下します。

[インストール先のフォルダ]より、Connection Serverをインストールするフォルダを選択し、[次へ]を押下します。

[インストールオプション]より、以下の設定を行います。
- Horizon Connection Serverインスタンスタイプ : Horizon スタンダードサーバ
- HTML Accessのインストール : ■ (任意)
- IPプロトコルバージョン : IPv4 (任意)
インストールオプションでは、1台目のConnection Serverの場合はインスタンスタイプをHorizon スタンダートサーバを選択します。
2台目以降の場合はレプリカサーバを選択します。
設定が完了したら、[次へ]を押下します。

[データリカバリ]より、以下の設定を行います。
- データリカバリのパスワードを入力 : 任意で設定したパスワードを入力
- パスワードの再入力 : パスワードを再入力
- パスワードを忘れた場合のヒントを入力(オプション) : 任意
設定が完了したら[次へ]を押下します。

[ファイアウォールの構成]より、[Windowsファイアウォールを自動的に構成する]を選択し、[次へ]を押下します。

[最初のHorizon管理者]より、以下の設定を行います。
- 特定のドメインユーザまたはドメイングループを許可する : ●
- ドメインユーザ : 任意のドメインユーザを入力
設定が完了したら、[次へ]を押下します。

[ユーザの使用環境改善プログラム]より、必要に応じて[VMwareカスタマーエクスペリエンス向上プログラムに参加する]を選択し、[次へ]を押下します。
今回は検証環境のため、チェックを外しています。

[運用データの収集]より、[次へ]を押下します。

[プログラムのインストール準備]より、インストールする環境を選択します。
オンプレにインストールする場合は、[全般]を選択します。
クラウド上にある仮想マシンにインストールする場合は、使用しているクラウドを選択します。
設定が完了したら、[インストール]を押下します。

インストールが開始されるので、完了するまで待機します。

[インストーラの完了]より、インストールが完了したため、[完了]を押下します。
この際に、必要に応じて、[ドキュメントを表示する]のチェックを外してください。
以上でConnection Serverのインストールは完了です。
Horizon Administratorアクセス
Connection Serverのインストールが完了したら、稼働確認の意味も込めてHorizon Administratorへアクセスしてみます。
ブラウザより、以下のURLを入力し、アクセスします。
URL : https://<CSのIP or FQDN>/admin

Horizon Administratorにアクセスすると、ログイン画面が表示されます。
Connection Serverをインストールした際に設定したドメインユーザの資格情報を使用し、ログインします。

ログインに成功すると、Horizon Administratorの[ライセンスと使用状況]に飛ばされます。
必要に応じてライセンスを投入します。
以上でHorizon Administratorアクセスは完了です。
まとめ
今回は、VMware Hoizonのコンポーネントの一つであるConnection Serverをインストールしました。
バージョンが上がったことによるインストーラーの差異はほぼ無いですが、Horizon Administratorの画面は若干変わってそうな感じがします。
おまけ
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